ボルボV70現行型への過渡期

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1998年当時、世界的なヒットとなっていた850系とその後継の70系でしたが、850の登場からすでに7年が経過し、モデルとしては末期に近づいていました。この時期のボルボには目玉となるようなニューメカニズムは殆ど見られません。

1999年に発表された、2000年向けのニューモデルに搭載された機構などでニュースになったのは、わずかに”WHIPS”(後方追突された場合のムチ打ち軽減機構)が全車標準装備になったことぐらい。

そして、850ベースモデルの最期の”R”として登場したのが、その2000年モデル発表直後に発売された”V70R AWD”。このモデルは、ボルボ自慢のハイプレッシャーターボに改良を加えて265psを発揮し、専用のエアロパーツなどを装備していました。

その後、1999年11月にハイグレードである20バルブモデルに豪華装備を施した”V70 CLASSIC(クラシック)”を市場投入したのを最期に、850ベースのV70はその幕を閉じることになります。

この後、2000年4月にフルモデルチェンジを受けた現行型V70の初代が登場することになるのです。
posted by V70freak | ボルボV70の誕生

ボルボV70、850エステートの後継として誕生

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ボルボのそれまでのイメージを一新した車種として名高い850シリーズが1997年1月に生産終了になると、翌2月からその後継として登場したのがセダンではS70、そしてエステート(ステーションワゴン)ではV70となります。

基本設計こそ先代850と変わらないものの、改良箇所はなんと1,800箇所にも及び、特徴的な部分として、外装ではフロントマスク回りの刷新、内装ではダッシュボードの大幅な見直しが図られました。

そして同年8月には、850シリーズで衝撃的なデビューを果たした”R”を、このV70にも登場させます。このモデルはV70のAWD(4WD)をベースに、850T-5Rと同様の240psを発揮するターボエンジンを搭載し、アルミの内装パネルや16インチのホイールを標準装備していましたが、850T-5Rの登場が当時としてはあまりにも衝撃的であったため、若干おとなしめという印象は否めませんでした。ただ日本向けの仕様としてはAWDが目新しかったため、その部分が日本のファンには大いに受け入れられたことは事実です。

そしてさらに、車高を上げてSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)風に仕立てたV70XCなどが同年後半から翌年(1998年)前半にかけて次々と市場投入されていくことになります。

850エステートをスポーティーワゴンとして世界に浸透させ、そして続くV70の矢継ぎ早の新型投入といったボルボのこうした戦略。今考えると、この時期が今のV70人気を支える礎になっていることは確かなようです。もし、この時期に新しいモデルが次々と投入されることがなかったら、今のV70人気はなかったかも知れませんね。
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